HOME 糖尿病について 甲状腺について お知らせ 当クリニックについて 特集記事
ながい内科クリニック >甲状腺について>甲状腺とは?
甲状腺について
→甲状腺とは?
→病気を良く知ろう!
→よくあるご質問と答え

甲状腺とは?

首の喉仏(のどぼとけ)の少し下あたりにあるホルモン産生を行う内分泌臓器です。形は丁度、蝶が羽を拡げた形を呈しており、右羽にあたる部分を右葉(うよう)、左羽にあたる部分を左葉(さよう)、胴体にあたる部分を峡部(きょうぶ)と呼んでいます。
甲状腺は甲状腺ホルモンを産生し、血液中に分泌します。甲状腺ホルモンは身体の隅々にいきわたり、特に「熱産生」や「生体の代謝」に関連するホルモンです。そう、一口でいえば「マッチ」の働きをしてくれます。ですから、例えば甲状腺ホルモンが異常に多くなると身体中「マッチ」で火がつくわけで、暑がり・汗かき・体重減少・動悸(心臓が高鳴る)などの症状が出てきます。反対に甲状腺ホルモンが減少すると、その逆で寒がり・皮膚の乾燥・体重増加などがみられます。
甲状腺ホルモンにはT4(サイロキシン)T3(トリヨードサイロニン)の二つがあり、一般に甲状腺から主に分泌されるのはT4ですが、T4は肝臓などの臓器でT3に変換されます。生物活性(力)が強いのはT3の方です。皆さんの甲状腺機能(甲状腺ホルモン状態)をみるには、T4、T3の中で蛋白質と結合していない遊離型のホルモン(各々をフリーT4(FT4)フリーT3(FT3)と言います)を採血により測定します。また、甲状腺はその他の内分泌臓器と同様に、脳下垂体(眉間の奥に存在する脳の一部)という内分泌臓器に支配されています。
この関係をわかりやすく言えば、脳下垂体が会社の社長で、甲状腺が社員にあたります。社長−社員の相互による情報によって会社が機能していますが、脳下垂体−甲状腺にも同様の関係が成り立っています。社長の命令にあたるものが、脳下垂体から分泌されるTSH(甲状腺刺激ホルモン)というホルモンです。したがって一般に、TSH(社長の命令)が増加すれば甲状腺ホルモン(社員の仕事)は増加しますし、TSHが低下すれば甲状腺ホルモンも低下します。
また、甲状腺に主な病気の原因があって、甲状腺ホルモン(社員の仕事)が異常に増加している場合にはTSH(社長の命令)が低下したり、逆に甲状腺ホルモンが低下した場合にはTSHが増加して何とか甲状腺ホルモンを正常に近づけようと働きます。このような脳下垂体−甲状腺の相互の情報交換を「フィードバック機構」と呼んでいます。このような関係をご理解いただければ、甲状腺機能を正しく把握することが可能になります。



←前ページへもどる 上にもどる↑
Copyright2004 NAGAI Internal Medicine Clinic, All rights reserved.
お問い合わせはコチラまで
アクセス